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HOME>エアロパーツ(ポルシェ・カイエン)

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最近はエアロパーツの需要はそんなに多く見られません。その要因は幾つかあると思われます。

@ 新車で標準的に装備されてきた。
A 一見、個性的で魅力のあるゼザインではあるものの粗悪品が横行している。
B FRP素材と言う事で少しの衝撃で破損してしまう。
C 再塗装をするのに費用がかかってしまう。
D フィッテングに満足しない。 その他。

現在ではスポコン以外にはあまり需要の無いエアロパーツですが、今回オシャレなパーツ取り付けを紹介します。

今回の作業はオーバーフェンダーですが、特にフィッテング、クリアランスに重点をおいて作業をしています。さりげないエアロ改造のカイエンをご覧ください。



○ 型合わせ



まずは全体的なフィッテング、クリアランスを確認する。

この商品のメーカーはかなり有名であり製品状態、精度もかなり良質です。

やはり高級グレードの車には最高級エアロを装着したいものです。
オーバーフェンダーを装着する部分にマスキングテープを貼る。
何のためなのか? 答えは、クオリティーを高めた仕上がりを追求するためです。

いくら精度が良く品質に優れたエアロパーツでもボディとのクリアランスは【ゼロ】ではありません。エアロ製造過程には幾度の人工的な型を製作します。ほんの少しのズレが最終製品の不具合となって現れます。

その最終的なズレの調整は、我々ボディショップの仕事となるわけです。




オーバーフェンダーのボディ側にパテが密着するよう足つけをする。
その部分にボディフィーラーを塗布、先ほどマスキングテープを貼ったボディに位置を確かめながら押し付けるようにして固定します。
ガムテープ等で固定する。




パテが乾燥した頃にオーバーフェンダーを取り外とこの様にボディとのクリアランスが広い個所にパテが残ります。

エアロパーツに残ったパテは大変貴重です。このパテを基準にパーツ全体の整形に取り掛かります。

○ パーツの整形
先ほどクリアランスを確保したボディフィーラーを軽く研磨し、今度はパーツ全体に整形用のポリエステルパテを塗布します。

エアロパーツの表面はゲルコート仕上げとなっています。このゲルコートの表面には人間の目で見えない穴(ピンホール)が空いています。この穴の処理をしないでいきなり塗装をしてしまうと最終塗膜に悪影響を及ぼしてしまうのです。

大変面倒な作業ではありますがこれもハイクオリティーには欠かせない作業です。





ポリエステルパテを研磨後、2液ウレタンサフェーサーを塗布します。


実はエアロパーツ塗装はここまでの過程が肝心であり、実にエアロパーツ塗装過程の80%の時間を費やしています。

単に塗装をして取り付けて終わりと言う仕事ではないのです。
勿論、この過程を省略して塗装、取り付けも可能ですが、それでは何のために高額な商品を買ったのかが疑われるところですね。
○ フロントグリルの加工

今回、フロントグリルもカーボン製に取替えます。

型に沿って開口部をカットしたところです。


○ リヤリップの型合わせ



画像では分かりにくいですけれどもかなり苦労をしたフィッティングです。
○ 塗装


肝心な画像がありません。。。仕事に夢中になり撮り忘れてしまいました。

○ 完成






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