本文へスキップ

フレームショップオオニシは、大事故車修理から軽板金までお客様の立場になって修理提案をするショップです。

電話でのお問い合わせはTEL.078-975-1661

〒651-2124 兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和 724-11

ホイールアライメント 調整例



アバルト 595 ホイールアライメント

2020年6月13日 アバルト595
左流れと言う事で入庫しました。ベースがフィアットなので左流れは当たり前の事です。本国での通行区分は右側ですのでメーカーは左に頭が向くよう味付けをしています。
日本車は逆に右へ車の頭が向くように味付けをしています。左側通行をしているので左に流れると即クレームになるからです。
595の後輪はトーションビームのリジットアクスルなので調整ができません。たぶんどこのお店に行っても調整不可と言われるでしょう。
しかし、左流れを食い止めるには何とかしなければなりません。

2

アバルト 595 ホイールアライメント

画像では分かりずらいのですが右後輪トーはゼロで左後輪(写真を撮り忘れていました)がインになっています。
この後輪トーなら当然車の頭は走行中に左側に向きます。
ましてホイールベースが右側2280mm左側2290mmと左右差が10mmもあります。(これも画像を忘れています)

3

アバルト 595 ホイールアライメント トーションビーム

アバルト595のリヤトーションビーム

アバルト 595 ホイールアライメント リヤトーションビーム

トーションビーム取り付けボルト頭16mmを緩め左側ビームを油圧ラムで後方へ押しテスターでトー、ホイールベース見ながらいい位置で締め付けます。

4

アバルト 595 ホイールアライメント フロントストラット

更に問題発生。
フロントキャンバ角が左流れの症状です。右キャンバ、マイナス1度30分に対し左はマイナス0度45分
その左右差は0度45分もあります。カーメーカーはキャンバの左右差は0度20分は許容誤差と言っていますが無い事に越したことはありません。

5

アバルト 595 ホイールアライメント キャンバ調整


フロントキャンバ角は私の目標値であるマイナス1度00分を目指します。
レーザーを使ったキャンバ調整の仕組みを説明します。

地上1100mmのナックル位置のキャンバ角は10mm移動すると0度30分変化をします。
キャンバ調整機能(偏心カム)などが付いていない車の調整はテスターを装着したままでは困難極まります。よってテスターが無い状態でキャンバの変化をレーザー光線の移動距離で判断しているのです。


 

ありがとうございました。

今回は当店をご利用頂きありがとうございました。
ホイールアライメントはお任せ下さい!


アクセス(地図)
メールでのお問い合わせはコチラ!

フレームショップオオニシ
651-2124
兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和 724-11
078-975-1661
定休日  日曜日 
営業時間 AM9:30~PM18:30




shop info店舗情報

フレームショップオオニシ

〒651-2124
兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和 724-11
TEL.078-975-1661

作業状況により電話に出れない場合がございます。